沈黙のWebマーケティング要約&書評【マンガに沿って学べる】

silent-web-marketing デジタルマーケティング

今回は沈黙のWebマーケティングという本についてご紹介します。

著者について

writing

この本の著者は松尾 茂起(まつお しげおき)さんという方です。

大学卒業後に音楽制作会社に就職し、2005年にフリーランスとして独立しました。その後、2010年に株式会社ウェブライダーを立ち上げています。

普段は社長、Webプロデューサーとして活躍する松尾さんですが、ピアニストや作曲家といった肩書きでも活躍されています。

要約【物語に沿ってWebマーケティングのポイントを解説】

story

オーダーメイド家具を取り扱うマツオカ。ガイルマーケティングという会社のSEOのコンサルティングを依頼しましたが、逆に検索順位が下がってしまいました。そんな中、店主の入院がきっかけで娘のめぐみが店を切り盛りすることになります。

Webマーケティングについての知識が全くないめぐみはWebサイトの運営に困り果ててしまいます。そんなところにWebマーケターのボーン・片桐という男が現れます。めぐみはボーン・片桐と共にWebマーケティングに取り組みマツオカのビジネスの復活を目指します。

この本は上の物語の内容に沿って、Webマーケティングのポイントを解説する流れになっています。

人から人へ贈るセールスレター【型に沿って書きましょう】

gift

本書はマーケティングに関する項目(Webデザイン、Webライティング、SWOT分析、コンテンツSEO、SNS等)を幅広くカバーした内容となっています。今回は私が特に重要と感じた2つのポイントを紹介します。

1つめはセールスレターに関してのお話です。物語の中でマツオカのWebサイトにセールスレターを追加する場面があります。

セールスレターとは文字通り読者に対し、商品を売るための手紙のことです。Webサイトの中にセールスレターを入れることで読者に購入を促すことができます。

本書の中で、セールスレターは人から人へ贈るものだと強調されており、1対1で相手に話かけるように書くのが重要だとされています。

また、セールスレターの基本的な構造が紹介されています。

  1. ヘッドコピー:掴み部分。キャッチコピーやビジュアルが重要
  2. ボディコピー:ストーリーで顧客の気持ちを高め、客観的情報で顧客に納得してもらう
  3. クロージングコピー:実際に購入してもらうための情報提供

私も実際に書いてみて気づいたのですが、なんとなく見よう見まねでセールスレターを書いている時と、以上のポイントを踏まえた上で作成した時には全然出来上がりが違いました。ぜひ試してみてください。

聞き役に回るSNS運用【発信しているだけではダメ】

sns

次に私が重要だなと思ったポイントはSNS運用に関する箇所です。物語の中ではめぐみがTwitterの運用を行います。SNSと一言にいっても様々な種類がありますが、本書ではTwitter運用のポイントが紹介されています。

Twitter運用でやってしまいがちな間違いとして、発信のみを行ってしまうというのが挙げられています。とにかく自社の商品の情報を次から次へと投稿しているだけ、という状態です。本書では、これは避けるべきだと述べられています。

Twitter運用において以下の2点です。

  1. 他のユーザーのコンテンツの拡散を手伝う
  2. 他のユーザーに役立つコンテンツをツイートする

多くのユーザーが2だけをやってしまいがちですが、1も大切だと強調されています。自分のことだけを話す人(アカウント)が敬遠されてしまうのはSNSの世界でも同じですね。アカウント運用の初期段階では、活動の7割は2を目的にしたものをやっていく必要があると述べられています。

またフォローする人の選び方も重要で、以下の4つ種類のユーザーをフォローしていくように解説されています。

  1. 最近呟いているユーザー
  2. 他の人のコンテンツをシェアしているユーザー
  3. 他の人と交流しているユーザー
  4. ポジティブな発言が多いユーザー

上のようなユーザーとコミュニケーションをとっていくと、自然とアカウントの認知が広がっていきます。フォロワーの質を追うことで、数は後からついてくるというわけですね。

まとめ【楽しくWebマーケティングを学ぶには最適】

children

最後に私がこの本を読んでオススメしたい人と、そうでない人を書いて終わりたいと思います。

この本は「これからWebマーケティングをやりたい!」という人にオススメしたい本だと思いました。理由としては、物語に沿って学べるのでとても取っつきやすいということです。初心者の方が専門用語がたくさん並んでいる本を読むのはハードルが高いですし、何より楽しくないと思います。最初は「Webマーケティングってこういうことなんだ」というイメージを掴むのが大切だと思うので、そういった方にはとてもオススメです。

逆に、「すでにバリバリWebマーケティングをやっていて、細かいテクニックを知りたい」という方には少し物足りないかもしれません。

とはいえ物語自体はとても面白いので、是非一度手にとってみてください。

参考リンク
沈黙のWebマーケティング

タイトルとURLをコピーしました